情報化社会と市民2025前期07インフォデミックの時代へ

07インフォデミックの時代へ
教科書 追補 インフォデミックの時代へ

インフォメーション+エピデミック(感染症の流行)
WHO
https://youtu.be/yEIPefMsf70?si=85K9cXHtdNsE9qgD
2019年12月 新型コロナウイルス確認。武漢市。
2020年2月 WHOがインフォデミック警告。
2020年3月11日 WHOがパンデミックを宣言。
5G説、お湯で死滅説、トイパー説、花崗岩説、ワクチン陰謀説、不妊流産説、ビル・ゲイツ説、反ワクチン派。
ソーシャルボットが拡散。Qアノン。

今回はインフォデミック関連の論文を読む。


◎石橋・関谷論文(2021)「新型コロナウイルス感染症に関する流言流布の実態と心理的要因」:LINEリサーチ2000人。回答者は平均3つの情報源、1日に1時間半。信頼できる発信者として科学者・研究者。居住地域の感染源を特定する情報には半数が認知・信じた。流言の伝達には不安が関係。
→日本においてインフォデミックという表現は不適切。流言そのものと注意喚起の情報の混在。感染状況が悪化した際はTwitter上で信頼できる情報が優勢になった。

◎吉田論文(2020):研究動向。

◎越前・馬場口・笹原論文「インフォデミック時代におけるフェイクメディア克服の最前線」:シンセティックメディア。オンライン・インフルエンス・オペレーション。フェイクの検証と無毒化の技術。プロパガンダ型フェイクの操作(下図)。


◎鳥海ほか論文「パンデミック下の情報共有」:

トイパーデマ:デマが存在しないにもかかわらず訂正ツイートによってデマが存在したかのようになった。
ワクチンデマより情報そのものが拡散。
変異株という用語:ニュースメディアよりもTwitterの方が早く正しい使い方をしていた。

◎田中ほか論文「COVID-19をめぐるメディア・コミュニケーションとその問題」(2022)リスク認知=恐ろしさ+未知性。

「ワクチン接種で不妊になる」を流布しているのは27のアカウントだけ。
Wikipedia編集過程。参加者212人。政治志向163人、医学・生物学志向53人。政治的編集によって駆動され科学的編集によって漸進的に高められる。知識の構築。→「新型コロナウイルス感染症」
ハイブリットメディア機構内での問題
①感染者差別「無軌道な行動の結果として感染した」者への非難
②排外主義的ナショナリズムとテクノナショナリズム
③懐疑論と陰謀論は地続き④プロモーションとコミュニケーションを区別すること⑤対話の相手の合理性を尊重する

◎宮脇論文「COVID-19パンデミック下におけるインターネットとソーシャルメディアの影響」(2022):まとめ

◎美馬論文「COVID-19とリスク社会」(2021):前提としての都市。人獣共通感染症。コウモリを宿主とする。野生動物と家畜との接触。人の移動。リスクパニックとしてのパンデミック。病気と治療の生物医学的問題系と、リスクと予防の公衆衛生学的問題系。
①リスクの革新性
②専門家による統制の両義性
③リスクとリスクマネジメントの両方の評価の困難(計算不可能)
④権威主義と専門家支配への傾向
⑤リスクの担い手の悪魔化(クラスター表象、自己責任という犠牲者非難)
→モニタリング監視(という新しい監視スタイル)
■最も重要なことを要約すると、生成AIで作った作文は著者である「私」は不在で、誰のものでもない言説である。責任は誰が取るのだろう。その事態こそ、人間がボットになっているフェイクの現場である。
■パンデミック総括(はこれから?)


◎ライアン
感染症が監視を駆動する。
◎ザカリア
コウモリ効果。
◎アタリ
命の経済へ。
韓国と台湾モデルvs.中国モデル
中国の情報統制(武漢封鎖まで)ウィーチャットでのブロック。警告した医師の迫害。事実が早期に公開されていれば。
集団免疫戦略をとったスウェーデン。経済優先策を強行したアメリカとブラジル。
家畜と動物。
ドイツのメルケル元首相いわく、コロナ禍で孤立したプーチンが判断を誤った。ウクライナ侵攻。