情報メディア問題入門2021後期09トランスメディアと物語論・投稿集

情報メディア問題入門2021後期09トランスメディアと物語論

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1. 本日の講義内容に即して、次の作品の中から1つ選び、トランスメディアとしての主要項目(5つ以上)について500字以上で説明して下さい。「私」を主語にして「ですます調」でお願いします。締切は11/28午後11時30分とします。

(1)マトリックス

(2)攻殻機動隊

(3)横溝正史


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ID

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私は攻殻機動隊について名前は聞いた事があるけれども内容はよく分からないといった状態でした。今回YouTubeで攻殻機動隊について見漁った結果として1番強く印象に残ったとは世界観です。攻殻機動隊の世界構築は近未来のSF作品という位置づけでサイボーグが実用化されているなどしており、人間とサイボーグを比較しており、人間とは何なのか何をして人間なのかというハッキリとしたテーマが存在するため物語へ馴染みやすいと感じました。 また個性的なキャラクターが多数登場しており、それもまたこの作品の魅力と言えると思います。私の推しのキャラは主人公でもある草薙素子です。ルックスはもちろん過去が一切不明でミステリアスな所がとても良いと思います。 攻殻機動隊が凄いところはメディアによってキャラクターの性格が全く異なる点です。他にもコミックスとアニメ、映画など様々なコンテンツとして提供されている作品は多数ありますがここまで露骨にキャラ設定が異なる作品は他にないと思います。しかしながらそれぞれの作品は評価されている点もすごいと思いました。 また過去作全てを鑑賞するほどの攻殻機動隊のファンですら完全に物語を理解、把握するのは困難とするファンも多数おり、1回見るだけでは面白さを理解するのは難しいということが分かりました。しかしこのことは全ての物事に共通することであると思いました。1回目をやった後2回目をすると手順を踏んだ経験がある分また違った角度から物を捉えることができるようになったりするので大切なことであると思います。

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私は三つの中から攻殻機動隊について書きたいと思います。攻殻機動隊は聞いたことあるけど見始めようと思ったら作品数が多くて何から見たらいいのかわからないMARVEL作品と同じ状態に陥ります。攻殻機動隊STAND ALONE COMPLEX→攻殻機動隊S.A.C 2ND GIG→攻殻機動隊STAND ALONE COMPLEX Solid State Societyの順番で見るのがいいと思います。私自身もこの順番でみたような覚えがあります。攻殻機動隊は生身の人間・電脳化した人間・サイボーグなどが存在する世界という設定で、暗殺・テロなどの犯罪を事前に検知して、その犯罪による被害を最小限に押させる政府直属の公安9課で通称攻殻機動隊と呼ばれる組織の活動を描いている作品です。「タチコマ」というAIを搭載したロボットが物語共通で登場します。そして、少し哲学チックな部分もあるとても考え深い作品となっています。ただ、バトルものが好きだとかアニメが好きという方は向いていないかもしれません。考察したり、考えながら作品を読んだりすることが好きという方にお勧めです。このシリーズは数多くの作品を見てきましたがトップクラスに理解するのが難しい作品だと思います。一度見たり聞いただけでは内容を完全に把握することができないものなので今から挑戦する人はかなりの視聴時間と思考の時間が必要だと思います。攻殻機動隊にはさまざまなものが展開されています。アニメから映画、そして、キャラクターブックのようなビジュアルブックというもの。先ほど紹介したAIを搭載しているタチコマのフィギュアなど多くのものを展開しています。アニメというジャンルのものはこのような本・フィギュア・映画・関連グッズなど多岐にわたって商品・マーケット市場を獲得しています。

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私は、マトリックスをトランスメディアとしての主要項目を用いて説明します。まずマトリックスは斬新なCG映像が用いられた映画であり、日本の漫画の攻殻機動隊の影響を強く受けた作品だとして知られている。このようなマトリックスの世界構築は、主人公のトーマスがプログラマーとして働く現実世界と、戦いが存在する仮想世界があります。トーマスは仮想世界の救世主としてある日突然、謎の男と女に仮想世界へと招待されるところからスタートします。テーマとしてはアドベンチャーやファンタジーだと考えます。またトーマスは現実世界と仮想世界の2つの世界を知り、闘争と葛藤に苦しみながらも最終的には圧倒的な力を手に入れることができたため、サクセスストーリーとも言えると思いました。この映画は、1999年から新作が発表された2021年の20年間で4作品のシリーズ化がされています。またオリジナルビデオやコンピュータゲーム、雑誌などにも展開されており、さらに1作目のマトリックスの興行収入は87億円、2作目は110億円という、多くの人々に愛される大人気シリーズと言えると思います。実際にハロウィンでは、日本でもマトリックス登場する人物のコスプレをする人々が多く見られたほど社会現象になりました。

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私は(2)攻殻機動隊について説明します。大まかなあらすじは、攻殻機動隊は科学技術が飛躍的に高度化した日本が舞台であり、その中で、ある技術を使用し脳の神経ネットにデバイスを直接接続する電脳化技術や、義手・義足にロボット技術を付加したサイボーグ技術が発展し普及した世界です。その結果、多くの人間が電脳によりインターネットに直接アクセス時代が到来し、その中で、テロや暗殺、汚職などの犯罪を事前に察知し、その被害を最小限に抑える公安警察組織の活動を描いた物語です。次に、トランスメディアとしての主要項目について説明します。①は物語です。攻殻機動隊は、ジャンルとしてサイバーパンクSFに属し、漫画版、映画版、TV版では時代設定などの共通した部分はあるものの、主人公のキャラクター設定などの相違点が多く見られます。そのため、それぞれが原作を忠実に再現している作品と言え、作品として別作品のように思えます。また、世界観とストーリー(テーマ)を徹底しており、日本独特の世界観や20年以上も前の作品だが、アニメーションにもこだわり、現在、作品を鑑賞してもとても楽しめる内容になっています。②はオーディエンスです。攻殻機動隊は、ゲームや小説など幅広く作品を展開しています。そのため、ゲームを一例として挙げると、オーディエンスはゲーマーになり参加型であると言えます。③はビジネスモデル、④はプラットフォーム、⑤は実施、⑥は体験です。ここでは全てを併用して取り上げます。攻殻機動隊は、映画やTV、ゲームなど幅広い分野のジャンルを取り扱っており、舞台挨拶や期間限定コラボ、無料オンラインサービスなどの様々なことを実施しています。これらのサービスは、③④⑤のそれぞれを円滑に進める上で重要であり、且つ、それらのサービスをお客さんに楽しんで頂けるようにお客さん自身も体験できる参加型になっています。

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私はマトリックを選びました。マトリックスのトランスメディア・ストーリーテリングのうちの、世界構築はマトリックスと呼ばれるヴァーチャルリアリティの世界です。バックストーリーは、マトリックスの世界の住人は後頭部に挿されたプラグから電気信号を流され、知らず知らず仮想現実の中で生かされ続けます。そして、大半の人間は目覚めることなく仮想現実の中で一生を終えます。登場人物は、普段はプログラマーとして大手ソフトウェア会社に勤務するトーマスという人物が主人公です。トーマスはコンピューター犯罪を起こす天才ハッカー「ネオ」という裏の顔を持っていました。そんな時に彼のもとに突如現れた謎の女性トリニティと彼女の仲間のモーフィアスによって、彼が今生きている世界は仮想現実であり、コンピューターによって操作されているということを知らされます。このネオやトリニティ、モーフィアスたちは真実を知り、目を覚ました人間たちで主人公勢にあたります。その他にもマトリックスを作ったアーキテクトや「選択」のプログラムを司るオラクルという女性のキャラクターなどもでてきます。プロットは、ネオは驚異的な力を身に着け最終的にアーキテクトと対面します。そこで選択を与えられたネオは、愛する人を守るために人類滅亡のカウントダウンが始まる方を選択します。そして、愛するトリニティを助けに行きます。トリニティを助けた後に、人類を救うために機械の神と交渉をし、見事人類も救うのでした。この作品は、シリーズごとに違うのかもしれませんが、シリーズ3では、「愛」がテーマとなっていると感じました。ネオは人類を守れる選択肢を与えられていたにも関わらず、愛する人を守るために人類滅亡のカウントダウンが始まってしまう選択をしたのです。しかし、それも機械の計算の内でした。「選択」を作り出すことにより人間の曖昧さ(=心)を追求する役割を持っているオラクルは、人間の心の最も重要な部分である「愛」というものを追求することで人間と機械の共存を図りました。こうしてみるとマトリックスの一番大きなテーマは、機械では絶対に生みだせない、人間特有の“心”なのかもしれません。

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映画「マトリックス」はアメリカの人気アクション映画です。アクションシーンが画期的であり、マトリックスといえば上半身を逸らしながら銃弾を避けるシーンが思い浮かぶ人が大勢いるはずです。そんなマトリックスの世界観はいわゆるコンピュータによって作られた仮想現実の世界で、だからこそ超人的な動きができるといった仕様になっています。この映画も神話学と同様、日常から冒険、試練と報酬、そして大団円といったストーリー構成がされています。そんなコンピュータに支配された世界から解放されるために人間たちが反乱していく様子が描かれた作品ですが、映画の続編が3まで出ており2022年に4が製作される予定で、他メディアとしては2作目の内容と関連したゲームが2003年に発売されています。その後にも同様の世界観を共有したネットゲームが展開されていたり、また2作目の前に「アニマトリックス」というアニメーション作品がオリジナルビデオとして発売されています。人気映画ということもあって当然グッズも販売されており、サウンドトラックやフィギュアといった定番のおもちゃなど多岐にわたっています。キャラクター性というような一目で見てわかる個性があり、サングラスと言えばマトリックスと言えるような人気があるからこそ、そういったグッズ展開もできます。

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私は、攻殻機動隊の作品についていいます。これはアニメでも話題になっていました。実際、アニメというのは未来のことや世界観をうまく表現することができるのでとても良いと思います。第三次世界大戦や人間の脳を直接ネットワークに接続するなど現代の技術では不可能だが決して実現できないというわけではないリアルな未来を舞台にしています。本当にこの先の未来では、電脳、ロボット技術などを使いサイボーグ化が普及など当たり前になる可能性があるものをアニメで再現しています。この作品は人とはいったいなんなのか、何が人を人たらしめるのかをテーマにしている作品だと思います。どらえもんなどの家族愛などとは違ったよりリアルな超えられない壁や溝を再現していると思います。これらをアニメから漫画、ネットフリックスなどで新作を出したりしています。これらどんどん細分化して作品が出ているので物語の市場は大きくなっている。新作を出すたび、新たな人が出て魅力的な設定背景がある人が登場する。年代も幅広いので社会的影響はあると思います。また、新作を出すということは知ってくれている人が多いことの証なので、ブランド力もかなりのものだと思います。 以上、この作品はトランスメディア作品としてもすぐれていることがわかります。

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 私は今回、トランスメディアとしてのマトリックスについて考察してゆきたいと思います。マトリックスは自我を持つ機械、コンピューターに支配されそれに気づく事すらない人類の中から覚醒した抵抗者がその支配を解放する為に仮想現実であるマトリックスの世界で戦う物語です。  まず、マトリックスの「物語」としての世界観は我々が住む現実世界に照らし合わせる事が出来るのが大きな特徴です。つまり、極端な事を言えば今現在我々が住む2021年の地球が仮想現実であり、本当の現実は遥か未来の機械に支配された世界であるかもしれないという事を私たちは完全に否定する事が出来ないのです。その設定の秀逸さが現実を含めた多様なメディア、プラットフォームとの世界観の共有を可能にしています。そのため映画以外の「プラットフォーム」として、2003年にPlayStation、ニンテンドーゲームキューブ、Xboxから『ENTER THE MATRIX』が発売されています。このゲームも映画マトリックスと同じウォシャウスキー姉妹によって手掛けられており、ゲームの内容も当時制作中だった『マトリックス:リローデッド』『マトリックス:レボリューションズ』と密接に関係した内容となっており、キャラクターや背景などに映画本編と同じ俳優・デザインを使っています。このことから授業中に紹介されたポケモンのように映像作品×ゲームというトランスメディアとしての体系を構築できていると私は考えました。  しかし、マトリックスの場合はそれだけにとどまりません。先述したように世界観の設定が秀逸であるゆえにマトリックスは多くの「オーディエンス」を魅了しました。世界的に話題になった日本を舞台にしたマトリックスoffはその極地であると私は思います。マトリックスoffとはインターネット掲示板2ちゃんねるによって呼びかけられ実行されたフラッシュモブであり、渋谷の街に黒いコートを着たネオが突然登場し、それをスーツにサングラスを掛けたエージェント・スミスが追いかけるという者で数回にわたり開催され徐々に規模を大きくし、最終的には映画で主演を務めたキアヌ・リーヴス氏も反応を示すなど大いに盛り上がりを見せました。これらこそ今回の授業でお教えいただいた企画と生産。「オーディエンスの参加」であり多くのメディア、プラットフォーム、オーディエンスを巻き込むように設計された世界観だからこそ成し得たトランスメディアとしての一つの結果だったのかと思います。  また、マトリックスは先述したような素晴らしいストーリーによりSFジャンルの金字塔のようなポジションを確立しており映画、ゲーム、漫画、アニメに関わらず様々な場所へ影響を与え、時にはパロディのような形で他作品に登場します。最近私が発見したものであると、『Cyberpunk2077』というゲームに、キアヌ・リーヴス氏が出演している事から赤と青の錠剤を選択し飲むシーンや武器の調達シーンなどのパロディを見つけました。こうした影響を意図して与えているのかは分かりませんが、この影響力も「トランスメディア・マーケティング」であると言えるのではないかとも考えました。また、マトリックスでネオが銃弾をのけぞる様に避ける姿をスローモーションで演出したシーンはあまりにも有名であり、このシーンもまた「プロモーション」となっているのではないかと思いました。  以上にあげた理由から、映画マトリックスはトランスメディアとして成立しており世界観、設定の秀逸さにより様々な方法での応用が可能になった作品であると考え、その事から今後生みだされるトランスメディア作品を生み出す際の模範例のような作品であると私は考えました。

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(2)攻殻機動隊 世界構築:舞台は第3次世界大戦と第4次世界大戦を経て世界中が統一されたブロックとなり、科学技術が高度に発達した21世紀の日本。主人公でサイボーグである草薙素子が、技術が発達したことにより高度化した犯罪行為を事前に察知して防ぐ「公安9課」で犯罪や自分の在り方に向き合っていきます。 キャラクター設定: ・草薙素子 「攻殻機動隊」シリーズの主人公の女性。ネットワークが拡大し、複雑化した犯罪に対抗するため結成された公安9課(攻殻機動隊)の指揮官を務めています。 彼女の体は肉体のほとんどが「義体」と呼ばれる機械化された肉体でできていて、通常の人間よりもはるかに高い身体的なスペックを持っています。 主導するテーマ:主人公やその他の人間がサイボーグ化した近未来でのストーリーとなっているため、デジタルネットワーク化が大きく進んだ人間社会で、体のほとんどが義体で構成されている主人公が「人間の本質」とは一体なんであるかを問うことが主なテーマとして描かれています。 トランスメディアプラットホーム:劇場版アニメやテレビアニメ、実写映画などをはじめとしたデジタルメディア、原作コミックや小説などの印刷物、体験メディアとしてはビデオゲームで派生作品を題材にしたゲーム作品、作品内に登場したメカのプラモデルなども見られます。 オーディエンスの参加:作品に対する感想をインターネット上に書き込んで共有する。関連するグッズやコラボ商品を買う、トークイベントに参加するなど、様々な方法で参加することができます。

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私は今回トランスメディアについてマトリックスを使って説明します。 まずトランスメディアの要素の一つ目としてマトリックスは初めにウェブコミック、短編アニメや映画などマトリックスのは様々なジャンルで作品が存在しています。二つ目の要素としてマトリックスはコンピュータゲームを行わなければわからないような手掛かりをばらまいているため、それらの断片的な情報を基にマトリックスのファンは議論を行い様々な解釈についてファンは議論しました。三つ目の要素としてこの議論を行う場所は掲示板やsnsであり参加型のコンテンツであり人々が体験できるイベントや商品を作るといった体感型コンテンツを展開した特徴があります。四つ目の要素として、マトリックスは初めに映画を出し話題を呼び映画で伝え切れなかった物語を言わばバックストーリーの展開をアニメ、ウェブコミック、ゲームというたくさんの作品を並行し小出しに展開していきましたそしてすべてを閲覧することで、年表が確立され一つ一つが積み上がり最終的に一つの物語になる展開を行いました。そして五つ目の要素としてマトリックスはクリエーター主導の物であり監督曰くもともとはトランスジェンダーの物語を行う予定でした。

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私は攻殻機動隊を選び、トランスメディアとしての主要項目ではトランスメディア・ストーリーテリング(モード、テーマ)、トランスメディア・プラットフォーム、トランスメディア・マーケティング(プロモーション)、以上を吟味した上での評価(社会的影響)に沿って説明します。トランスメディア・ストーリーテリングのモードに関しては、非常に優れていると考えられ、ファンからの評価も高いです。具体的には、アクションシーンの見応えやキャラクターのセリフをいかにカッコよく演出するかなどの表現力が素晴らしいとされています。テーマに関しては、奥深く、よく作りこまれた作品と評価されています。この作品は経済災害が起き、そして世界が計画的かつ持続可能な戦争に突入したという内容ですが、今の現実の先にある未来で起こり得る内容となっていることが、一定の親近感を持たせる魅力に繋がっていると考えられます。トランスメディア・プラットフォームに関しては、さらに数個の項目に絞るのが難しかった為まとめて説明します。攻殻機動隊は元は漫画から始まり、映画により世界的に有名となり、その後はテレビアニメ、ハリウッド映画など様々な展開をしてきました。最近ではネットフリックスのオリジナルアニメの放送などデジタルメディアにも力を入れています。トランスメディア・マーケティングのプロモーションに関しては、石川光久氏は「“SF”と言ってしまうと敷居が高くなり、ニッチなファンしかいなくなってしまう。そのため、画面のクオリティと美しさをアピールすることで、ライトなファンも攻殻機動隊を楽しめるようにしている」と語っています。SFという複雑で入りにくいジャンルにある攻殻機動隊をライトなファンも楽しめるようにし、顧客層を増やしているといえます。以上を吟味した上での評価の社会的影響では、SFのメリットである今の現実の先にある未来で起こり得る内容となっていることによる、一定の親近感を持たせる効果や、映像のすばらしさ、多岐に渡るプラットフォームを持ちながら、ライトなファンも重視している姿勢が非常に良いと感じました。

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(1)マトリックス まず物語の設定からしてとても魅力的であると感じた。。人間の身体が機械を動かすための単なるエネルギー源であり、さらに私たちの魂である本体はその機械を動かした先のデジタル世界にしか存在しないという私たちの世界が本当にあるのかといった疑問を投げかけるようなもので、実際映画公開当初ホームページに観客を誘導しマトリックスとはなんだと言った問いかけを行っていてオーディエンスを巻き込む力は抜群な作品であった。またオーディエンス自体が映画の世界の住民であるかのような体験を錯覚させる詳細な設定やアニメーションやダウンロード版でしか語られないような物語背景などそのストーリーアークは見事なものであった。しかし私は続編を見る際には前編の詳細な情報や登場人物を把握していないと理解が追いつかずトランスメディア作品にするには詳細設定が細かすぎてゲームやアニメーションからだけではマトリックスの世界を体験出来ず勿体ないのではと思った。しかしながら今年12/17に新作が公開予定になるなど複数メディアを通した一貫性のあるストーリーの作品の中では成功した事例であると感じた。アニメや複数のゲーム機を用いた「二ノ国」シリーズのなどは当初の目論見よりも収益がとても低かったと聞いたことがあるため、30年たっても新作が公開されるようなマトリクスは充分な成功例といえようと感じる。

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今回私は(2)攻殻機動隊を選びました。本作品は21世紀、第三次核大戦と第四次非核大戦を経て科学技術が飛躍的に高度化した日本が舞台となっています。情報ネットワークとロボット技術を応用したサイボーグ技術の発展により人々の意志が電脳に繋がれた近未来において電脳犯罪に立ち向かう攻殻機動隊が物語の中心となります。この物語の主人公は犯罪を未然に防ぐことを目的とした公安9課で指揮官を勤める草薙素子で、彼女は脳、脊髄を除く全身が義体化されたサイボーグです。この作品は現在とは異なる歴史をたどったパラレルワールドであり、大規模な戦争により世界が荒廃し現在より技術の発展が求められた世界です。そんなサイボーグやアンドロイド、AIが普及した世界で人間とは魂とは何か、自分は何なのか、人間と機械の違いはどこなのかをテーマとしています。攻殻機動隊は1989年ヤングマガジンに掲載された士郎正宗の漫画を原作として映画、アニメと様々な作品群が展開されています。1995年に劇場アニメ化され、その後TVアニメ、ゲーム化、実写映画と広がりました。また、Netflixにて独占配信された「攻殻機動隊 SAC_2045」を再構成したものが2021年11月12日より限定公開という形で、劇場で上映されています。GUやNew Balance、ASICSなどファッションブランドとのコラボだけでなく、作品で登場する銃火器のモデルガンやFPS「AVA」とのゲーム内コラボなどこの作品特有のマーケティングも展開しています。

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攻殻機動隊の原作は士郎正宗先生によって描かれた漫画作品であり、ジャンルとしてはSFに分類されます。1995年には劇場版アニメ映画が公開され、2002年にはテレビアニメが放送されました。その他にも実写映画や小説、ゲーム、パチスロなど様々なコンテンツを展開しています。この作品の舞台は、現代とは異なった歴史を送ったパラレルワールドの世界であり、大規模な第3次核大戦および第4次非核大戦が行われ荒廃してしまった2029年から物語が始まります。そのパラレルワールドでは、科学技術が非常に飛躍しており、その中でもマイクロマシン技術を使用して脳の神経ネットにデバイスを直接接続する電脳化技術や、義手、義足にロボット技術を付加した発展系である義体化技術が発展し普及しています。その結果多くの人間が電脳によってインターネットに直接アクセス出来てしまう時代になったのです。生身の人間、電脳化した人間、サイボーグ、アンドロイド、バイオロイドが混在している社会でテロや暗殺などの犯罪を事前に察知して被害を最小限に防ぐ内務省直属の攻性公安警察組織「公安9課」通称攻殻機動隊の活動を描いた物語です。主人公である草薙素子は公安9課で少佐を務める人物であり、頭脳、戦闘ともに優秀な全身義体使いとなっています。非常にクールな性格で、目的達成のためには手段を選ばない強引さも持ち合わせています。原作では、コミカルな部分もあるのですがアニメではクールな部分が強調されています。その違いも一つの魅力ともいえるでしょう。その他にも主人公の頼れる仲間としてバトーとトグサがメインキャラに置かれています。バトーはほぼ全身を義体化したサイボーグですが主人公ほど義体化率は高くありません。身長187センチとかなり大柄で、パワー型のゴリラです。トグサはほとんど生身の体で主人公やバトーのように超人的な身体能力はありませんが、刑事だった彼を9課に引き抜いたのは主人公でした。様々なシリーズが存在しますが、すべてに共通して言えるのが高度化していく電子社会の中で目を向けなければいけない問題やサイボーグ化していく社会の中で命とは何なのかを考えさせられるような作品です。テーマが重く話も難しいので苦手な人は苦手だと思います。しかし、圧倒的な世界観の作りこみと魅力的なキャラクターに引き込まれる人も多いです。これからのコンテンツの展開にも要注目の作品と言えるでしょう。

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私は今回、ウォシャウスキー兄弟が監督を務めた、映画マトリックスの主要項目について説明していこうと思います。 人間の多くは身動きのできない状態でカプセルに入れられ、後頭部に繋がれたプラグによる電気信号によって、仮想現実の中で生きているといったものがこの映画の世界観です。 次にこの映画に登場するキャラクターについて説明します。キアヌ・リーヴスが演じるトーマス・A・アンダーソンであり、この映画の主人公です。トーマスは大手ソフト会社で働いているコンピュータープログラマーであるが、その技術を駆使し多くのコンピューター犯罪をしている人間で、ネオと名乗っています。そんな日常を送っているネオは、自分の世界で起きる異常から違和感に気づいている中、パソコンのモニターに表示されるメッセージを見るところから始まります。 なぜこのような世界になってしまったのか。それは、ロボットが発達し過ぎたことが原因でした。ロボットは次第に自我を持つようになり、人間に反乱するように、その末に人間社会が崩壊してしまい、現実世界はロボットに支配され、人間はカプセルの中で動力源として生かされてしまったのです。 そしてこのようなロボットに支配された人間たちの未来をかけ、仲間と手を組み現実世界と仮想現実の世界を行き来するといった物語です。 この映画は続編もいくつか存在しており、人気なタイトルであり、最新作が2021年の12月に劇場公開される予定となっているほどです。

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マトリックスは、トランスメディアの主要項目として、特にストーリーテリングが優れていると思います。その理由として、物語の宇宙を多彩なメディアコンテンツとして物語の市場が構築されているからです。まず、マトリックスのテーマが、私たちが認識している現実とは何か、仮想現実ではないのかということについて考えさせられるため、壮大な物語となっています。また、物語に登場するキャラクターの名前の意味も重要な意味が込められています。主人公のNEOは、「新しい」や逆から読むとONEのアナグラムになります。他にもモーフィアスという人物の名前はギリシャ神話の眠りの神モルフェウスに由来しており、トリニティはキリスト教に由来する名前で、父と子と聖霊の三位一体を表します。そして、マトリックスの映画シリーズは現在3部作あり、近日には4作目が公開されます。

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 「マトリックス」は、解題として、1999年にSFアトラクション作品として公開された映画で、シリーズ作品の総称でもあります。当時まだ主流とは言えなかったVFX技術を用い、斬新な表現を味わうことのできる作品で、アンディー、ラリー兄弟の名を一気に世に知らしめました。会社員とハッカーの2つの顔を持つ主人公が人類をコンピュータの支配から解き放つ戦いに巻き込まれることで展開していく作品です。キャラクター設定としては、重複しますが、表と裏の2つの顔を持ちながら私には比較的純粋で一般的な人物に見えた主人公、そして主人公を救世主と信じ、導く、栽培された人類。サポート役の純人間、そして敵対するコンピュータ側の人物たち。第1作では、主人公たちと行動を共にしていた時期がありながらコンピュータ側につくことを選ぶ人物も登場します。このように、キャラクター設定は主人公を中心に、心強い仲間たちと、圧倒的で明確な敵対勢力、そして両者の狭間で物語の行く先を左右する不穏な存在の大きく分けて3つに分かれています。次に闘争と葛藤について、主人公は敵対勢力との闘争、そして仲間たちに加わるまでと加わった後の自分自身の能力・役目についての葛藤が見られます。主導するテーマとしては、人類とコンピュータとの抗争で、主人公属する数少ない人類側は、今や栽培される存在である人類をコンピュータの支配から救い出すために強敵エージェントたちと戦います。一方敵対側は最後の邪魔者である彼らと人類最後の砦である船を探し、破壊などを目論んでいます。必要とした時間について、第1作では、撮影に1年弱を要しています。体術などアクションを会得し、様々な機材やこの作品のために開発された技術を使って今までの作品にない映し方をし、さらには円形に割れるガラスを探すために3か月を費やすなど、2時間ほどの映画の撮影に準備を含め多くの時間がかけられています。この作品が社会に及ぼした影響は大きく、特に映像界には多大な衝撃を与えました。360°どの角度からでも役者の動きをとらえる撮影法、どの映像よりも時間を緩やかに捉え弾丸の動きまで鮮明に映し出す撮影法が代表的で、後の他作品にも用いられるようになるほど革命的で優れたものでした。

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 私はマトリックスを選び、トランスメディアについて書いていこうと思います。  この映画には観客が途方にくれてしまうようなところがある一方、この映画のおかげで力強い喜びを感じたり、理解できる観客もいます。これほど消費者に多くを要求した映画シリーズはなかったと思います。第1作『マトリックス』が私たちに提示した世界というのは、リアリティと幻影の境界が常にぼやけており、人間の肉体が機械を稼働させるためのエネルギー源として蓄えられている一方、人間の心はデジタル幻覚の世界に住んでいるというものでした。ハッカーから救世主となる主人公ネオはザイオンの抵抗運動に引き込まれます。この抵抗運動は、自らの野心的な目的を実現すべくリアリティを構築する「エージェント」を転覆させようとして工作を行なうことです。第1作封切り前の広告は、「マトリックスとは何だ?」という問いかけから答えを求めるウェブ検索に観客を誘導し、じらせるというものでした。続編『マトリックス リローデッド(The Matrix Reloaded)』(2003)は前作の内容要約なしに始まり、観客が作品の複雑な神話的体系や常に増え続ける脇役のキャスト陣についてほぼ完璧に理解している想定で進みます。本作は、第3作『マトリックス レボリューションズ(The Matrix Revolutions)』(2003)を見れば全部わかるという約束で突然終わってしまいます。見ているものを本当にきちんと評価するには課題をこなさねばならなリませんでした。  製作陣は、コンピュータゲームをやらないとわからないような手がかりをばらまいています。短編アニメシリーズで明らかにされる物語の背景にも依拠していますが、これはウェブでダウンロードするか、別のDVDで見る必要がありました。ファンは焦り、眩惑され、混乱して映画館から走り出し、インターネットにつないで掲示板の議論に駆け込みますが、そこではあらゆる細かい点が吟味され、あらゆるありそうな解釈が議論されていました。  前の世代が映画を「わかった」かどうか不安になる時というのは、たいがいヨーロッパのアート映画か、あるいはおそらくあまり知られていない深夜上映のカルト映画を見た時でしたが、『マトリックス リローデッド』はR指定映画の興行成績をすべて塗り替え、公開4日目にして1億3400万ドルという驚くべき収入をあげました。ゲームは市場に出て一週間で100万本以上売れました。映画が公開される前ですら、映画に行く習慣のある米国人の8割が『マトリックス リローデッド』を「必見」映画だと見なしていました。  『マトリックス』はメディア・コンヴァージェンスの時代のエンタメであり、複数のテクストを統合してひとつのメディアにはおさまらないほど大きな物語をつくっています。ウォシャウスキ姉妹はトランスメディアの駆け引きに長けており、最初に映画第一作を出して関心を惹きつけ、ウェブコミックを提供してもっと情報が欲しいという筋金入りのファンの渇望を保ち、第2作の期待に応じてアニメを始動させ、一緒にゲームも公開して宣伝を盛り上げ、全てのサイクルを『マトリックス レボリューションズ』に収束させたのち、全神話体系をMMORPGのプレイヤーたちに譲り渡したのです。ここまでの歩みはすべてそれ以前のものの上に築かれていた一方、新しい参入機会もありました。  フランチャイズ自体は革新的なのですが、『マトリックス』はいい作品なのでしょうか。十分自己完結していないがゆえに支離滅裂に近い形になっているということで、二作目以降の続編をけなした映画批評家や、映画に頼りすぎだということでゲームをけなしたゲーム批評家もたくさんいたようです。また、自分たちが『マトリックス』の世界について考えていた理論のほうが映画で見たどれよりも豊かで繊細だったということで幻滅したファンもたくさんいたようです。しかし、私が考えるところでは、複数のメディアで展開する作品を評価するのに適した美的基準というのはまだあまりありません。完全にトランスメディアで語られた物語というのは、まだ数が少なすぎると思います。そのため、メディアコンテンツを作っているほうはこの新しいストーリーテリングのモードを最適な形で活用するには何が要るのかについてあまり確信をもって行動できずにいると思います。批評家や消費者のほうも、こうしたフランチャイズでは何がうまくいっていて何がうまくいっていないのかといったことについて、どうやったら意義ある形で議論できるのか、把握していないと思います。それらを考えると、今のところ『マトリックス』は欠点もある実験で、興味深い失敗ですが、その欠点は実現しようとしたことの重要性を減じるものではないと思いました。  新作の広告が公開されていますが、映画が公開された後の制作陣の反応と、観客の反応がとても楽しみであると同時に、トランスメディアの観点から見てみたいと思いました。

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「マトリックス」は第一作である『The Matrix』という一つの映画から始まったトランスメディアマーケティングの成功例です。映画のほかには関連するコミックやゲームが発売されており、それらの予告宣伝もトランスメディア戦略の一つであると言えます。「マトリックス」がトランスメディアを成功させた秘訣として、その独特な世界観と複雑な世界観の設定があります。映画作品では、これらの要素がごく曖昧に、わざと分かりにくく語られているため、観客はマトリックスの作品一つに触れるたびに全く新しい謎を提供され、それを解き明かすためにまた「マトリックス」について調べ、関連のコミックスやゲームを購入します。「マトリックス」シリーズの成功から学べるのは、トランスメディアマーケティングを成功させるために一番重要なのは観客による能動的な”参加”、ということです。いくら様々なメディアに情報をちりばめたとしても、観客が映画で提供された「わかりにくさ」つまり謎とストーリーの真相に興味を持たなければ意味がありません。第一作『The Matrix』を鑑賞したところ、個人的には現実と、仮想世界の境界線があいまいになっているところが酷く気になりました。こうした観客の「気になる」という感情が、能動的な謎の追及につながり、それが新たな消費につながると言えます。「マトリックス」シリーズは現在映画としてはたったの4作品しか公開されていませんが、広がる謎の深い世界観と、魅力的な過去を持った登場人物たちに対する興味は留まるところを知らず、映画が公開されずとも、「マトリックス」シリーズのことばかり考えている人は絶えないでしょう。

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私は(2)の攻殻機動隊を選びました。 攻殻機動隊の世界観はいわゆるSFです。舞台は2030年、インターネットに直接接続する電脳化やサイボーク化が可能となった世界という設定です。攻殻機動隊シリーズの始まりは1995年公開の「GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊」です。しかし一方でこのGHOST IN THE SHELLは情報量が多く一度で理解するのは困難という弊害がありました。そこで補完するように「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX」というアニメシリーズが2002年に公開されるに至りました。 STAND ALONE COMPLEXがGHOST IN THE SHELLと比較して分かりやすい点はSFのという背景の中でヒューマンドラマを主題に置いたところにあります。攻殻機動隊の世界観に限らずSFというのは聞き覚えのない単語、超革新的技術などうまく調理しなければ見ている側が置いていかれる危険性があります。その分、ネット上での考察や何度も繰り返しリピートすることで新たな発見があるということでもGHOST IN THE SHELLは話題になりました。 STAND ALONE COMPLEXは考察をして何度も楽しむというやり方ではなく見ている側に没入感を与えるつくりとなっています。拝見したサイトでは刑事ドラマに例えていましたが、オムニバス形式にすることで起承転結を1話ごとにつけまたヒューマンドラマであるからこその共感を呼ぶような形式となっています。 また広い世界観に加え、それが現実で起こりうるかもしれないと思わせる部分があったのも魅力の一つです。インターネットが普及してそれに伴い犯罪の形式が変わってきた、それが攻殻機動隊の技術の中にあるコンピューターハッキングやコンピューターを利用したテロなどより世界観を身近に感じる工夫がなされていたのだと思います。

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まずマトリックスという作品世界では、人間は機械に養殖されており、人間はコンピュータに作られた「マトリックス」という仮想世界の中で幻想を見させられ続けている。主人公であるネオは、自分の生きている世界(マトリックス)に違和感を抱き、モーフィアスやトリニティーによって解放されるが、主人公ネオのようにマトリックス世界に違和感を抱き、そこから解放された約1%の人類は最後の地下都市であるザイオンで暮らしている。主人公ネオは”救世主”と呼ばれており、最初期は自身ではそれを信じておらず平凡にみられるが、徐々に手をかざして銃弾を止めるサイコキネシスやスーパーマンのような飛行能力に目覚めその能力を覚醒させていく。一作目の最後には、マトリックス内のワクチンプログラムのような存在で無敵の存在である、「エージェント」を破壊することさえ可能になる。この映画では、「選択」がテーマになっており、ネオは何度も大きな選択を迫られる。また、「救世主」や「裏切者」、「預言者」などの呼称、復活が多く描かれることからも宗教が大きなモチーフになっていることが分かる。映像としては、特に一作目のマトリックス内での映像が緑色が強調して使われているのが特徴だ。アクションは、東洋的な拳法が多く用いられている。

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