シス基礎2021前期05

 前回のForms04


ほんとは避けたい自己言及、しかしあえてやる。
シェアリング・エコノミーと大学
シェアリング・エコノミーの考え方
→ビジネス化された領域
レンタルと何がちがうのか。レンタルサイクル、レンタル会議室。
ユンボなどの土木工事車両
「東洋経済 シェアリング」で検索するとこのページ
企業がつくったものを買い、所有し、消費する「BtoC(Business to Consumer)」モデルシェアリングエコノミーは、「CtoC(Consumer to Consumer)」モデル
個人が使っていないモノやスペース、時間や知識、スキルまで、あらゆるものが商品になり、個人がサービスの提供者となることができます。さらに、自分たちで値段を決めたり、あるいは無償で譲り合ったりと、企業ではなく個人の裁量に基づいてやり取りできる。

→シェアプラットフォーム:民泊シェア、ライドシェア
シェアプラットフォームによって、そのような価値を「見える化」

アイデアが書かれた下線部を一気読みして集合知。
・キャンパス空間の開放(施設の貸し出し)
・教科書・教材・備品(図書、パソコン、タブレット、傘、自転車)のシェア
・教員のシェア
・授業のシェア   →オンラインコース、サブスク
・知識のシェア
・スキルのシェア
・学生のシェア
・共同利用、プラットフォーム、スタディサプリ
・ファンの交流所42
新型コロナによるオンライン授業の必要→放送大学の対応

前提条件
レベルA 単位の条件、学位の条件、大学設置基準
レベルB 私立大学、国立大学、公立大学
レベルC 国家によって異なる教育制度(比較教育学)

もう少し理論的に考えてみよう。
『シェア:〈共有〉からビジネスを生み出す新戦略』2010年
個人消費から協働型消費へ(私世代からみんな世代へ)
協働型消費の4つの原則
1クリティカル・マスの存在(自律的に作動する一定量、コアなファンやリピーターの発生)→ティッピングポイント
2余剰キャパシティの活用
3共有資源(コモンズ)の尊重(コモンズの悲劇)
4他者との信頼(見知らぬ誰かを信頼しなければならない)
→信頼できる仲介者、安全な決済システムの登場
→脱所有、脱消費つまりシェアリング・エコノミー(共有経済)

さらに視野を広げた『マクロウィキノミクス』2010年
移動、知識、科学、医療、報道、音楽、テレビ、行政を共有経済で再考する。
ウィキノミクスの5つの原則
1コラボレーション(新しい発想を持つ人、新しい商品やサービスを創造する人、問題解決する人をつなぐ)
2オープン
3共有
4倫理
5相互依存
第8章「大学よ、さようなら」
百科事典、新聞、レコード、そして大学
オンライン教育
知識のインフラ(大学からインターネットへ?)
学習指導モデル(教科書を暗記して試験の時に思い出す)放送局型の学習モデル(ネコが見てても視聴率、まとめてピーしてずる休み)
しかし「何を学んでいるか」より「どういう方法で学んでいるか」
人との対話を通じて考える。コラボ学習で知識を構築する。
難解で専門的すぎる閉鎖的な研究:象牙の塔
世界をつなぐネットワークとしての大学「メタ大学」
教材を交換する、教材を共同で開発する、コラボ学習を組み合わせる
高等教育のためのインフラ構築が必要

情報倫理とセキュリティ
教科書40-51
情報セキュリティ
コンピュータウイルス
ネット詐欺
迷惑メールとスパム
暗号化
パスワード
------以下は次回
ネットワーク利用の際のリスク
メディアリテラシー
個人情報と情報社会の法
知的財産権
著作権

コンピュータ倫理から情報倫理へ
マシンの系列:国家プロジェクト→巨大企業→一般企業1960年代70年代IBMシステム360→1981年IBMPC
研究者と技術者だけの職業倫理でなくなる。
インターネットの系列:1969年ARPAネット→1990年以降一般開放(ビジネス利用ができる)→1995年「大公開時代」多言語対応でビジュアル表示のできるブラウザ
インターネット普及の理由:安い、やさしい、ゆるい(TCP/IP)
犯罪、トラブル、事件事故、情報漏洩(しかも規模が大きい)
1999年から2001年の世紀の転換期
ユーザーのモラル→ネットワーク全体の仕組み

コンピュータウイルス
ウイルスは生物と非生物の間
マルウエア:ユーザーに害をなすプログラム
(1)ウイルス
他のプログラムに自分自身のコピーを埋め込む(感染させる)プログラム
(2)ワーム
ネットワークを通じて他のパソコンに侵入し、自分自身をそのパソコンにコピーする(感染させる)プログラム
(3)トロイの木馬
他の有益なプログラムを装うプログラム
最近は複数の性質を備えるものが出現。
■ウイルス年表
1984年 論文にコンピュータ・ウイルスという言葉が登場
1986年 最初のパソコンのウイルスBrain出現
1999年
 Happy99 勝手に自身をメールで送信する。実行すると花火の画像。
 Melissa アウトルックのアドレス帳にある50アドレスにウイルス感染文書を送信。これ以後、マス・メーリング・ウイルスが主流になる。
2000年
 LoveLetter メール添付。VBScriptファイル。二重拡張子のトリック。.txt.vbs
 Hybris メールで感染。しかし送信者を偽造するため感染者を特定できない。画面に渦巻き模様。
2001年
 Magistr 情報漏えいの危険のある最初のウイルス。
 Sircam パソコンの中の文書や画像をランダムに選択してウイルスファイルを作成してメール送信。情報漏えいの危険。
 Code Red ウインドウズのサーバーに感染。IIはバックドアを仕掛けマシンを乗っ取り可能にする。
 Nimda IEとIISのセキュリティホールを悪用。史上最大。
 Badtrans.B メール本文を読むだけで感染。キー・ロガーをしかけられる。
2002年
 Klez IEのセキュリティホールを利用。メール本文を読んだりプレビューするだけで感染。
2003年
 Blaster ウインドウズのセキュリティホールを悪用して、サーバやクライアントの区別なく感染。ユーザーのアクションを必要としない。ワーム。マシンを不安定にし、勝手に再起動する。

ネット詐欺・迷惑メール・スパム
ワンクリック詐欺、ウイルス感染警告詐欺、ランサムウェア(自分のファイルを暗号化されて人質になる)、フィッシング詐欺
メールをめぐる問題 38-39参照132-133参照
対策 暗号化、添付書類を使わない→イントラネットにする、共用しないマシンでウェブを使う、フィルタリング、自動振り分け

暗号化とパスワード管理
SSL/TLSが実装されたブラウザでhttps://のみアクセス
ハンコから電子署名へ
パスワード管理をどうするか
1 使い回しをしない
2 長くする20字以上
3 記号を入れる----パスワードノート
4 2段階認証
5 指認証、顔認証----プラウザに記憶させる


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