情報システムの基礎2021シラバス

講義授業

授業の実施形態

遠隔授業(オンデマンド型)

授業のテーマ

クラウド・リテラシー、あるいは遠くの雲のつかみ方。

社会生活・経済生活をおこなう上で必要なコンピュータとネットワークに関する基礎知識全般を理解する。本学コンピュータ関連全授業への入門編である。

授業の内容

「遠くの雲」というのはクラウドサービスのことです。すでにスマートフォンのアプリがそうであるように、これからは手元(ローカル)のデバイスで何かをするというより、インターネットの彼方にあるクラウド上で何かをして共有するようになります。この講義では、すでにクラウド時代に突入しているという認識の上で、そういうサービスをどのように活用できるのか、そのためにはどのような基礎知識が必要なのかを説明し、いくつかの問題提起をしたいと思います。教科書を説明するのではありません。教科書を隅々まで読めるように(つまり、そういう意欲が湧いてくるように)講義を進めたいと思います。毎回、フォーラムに何かを書いてもらう予定です。講義を聴いて、考えて、とりあえずプロトタイプ(試作品)を文章として書いてみる。そんなスタイルで進めます。スマートフォンは必ず持参して下さい。もちろんパソコンやタブレットでもかまいません。

講義での重点テーマ

コンピュータの歴史、アルゴリズム図鑑、インターネットの設計思想、プラットフォームとは何か、すべて計算と約束事の宇宙、スマートマシン、情報システム化された社会、知的財産権とビジネス、プライバシーを守るセキュリティ、ECサイトとオークションサイト、検索の技術、ウェブのしくみ、SNSの使いこなし、知的可能性とけもの道。

到達目標

(1)各種デバイスでどこでもインターネットにアクセスできる。

(2)各種クラウドサービスをどこでも利用できる。

(3)意欲的に発信し、リスポンスを返すことができる。

(4)リスクを見極め、ネットの魅力的な「けもの道」に深入りしない強い信念を持つことができる。

(5)高いクラウド・リテラシーをもって知的生活を充実させることができる。

こういう人になってください。

授業計画


授業計画の説明

授業は授業用に作成したウェブサイトを見ながらおこなう。https://www.econorium.com

授業の最初に前回のFormsの講評をおこなう。このさい全員の投稿をウェブで共有する。そののちにテーマの解説に入る。1回の授業で1つのテーマ。一話完結とする。最後に、その日のテーマと講義内容に即した応用課題を提示する。課題はMicrosoft365のFormsを使用する。提示したURLをクリックすると問題が提示されるので、そのすぐ下の投稿欄に直接書く。500字以上3000字未満とする。

授業時間外の学習方法

評価はすべてFormsへの投稿に一元化しているので、Forms課題に専念してほしい。課題は毎回変わる。授業内容を反映していることが必須で、そのうえで応用問題を解答することが必要である。受講していない回の投稿の多くは授業内容を反映していない感想文めいたものが大半なので、評価はゼロ点である。

受講に関するアドバイス

限られた時間内で論点を絞り込んで説明するので、毎回の授業内容を自分なりに調べて知識を自発的に拡張してほしい。

スマホだけでは大学のタスクをこなすのは難しい。自分専用のパソコンかキーボード付きのタブレットを用意すること。これは最低限の装備である。

この授業ではYouTubeを学習用の教材として多数使用する。なのでぜひサブスクのYouTubePremiumにしておいてほしい。ファミリー共有するのが結果的にお得である。広告がなくなるだけでなくYouTube Musicが利用でき、かつ世界中のコンテンツが出てくるようになる。詳細については次のページ参照。https://www.econorium.com/2020/08/youtube.html

成績評価の方法・基準

評価方法

割合

評価基準

平常点 100 % 毎回提示するForms課題を7点として加点する。全15回で105点満点になるが、応用性の高い課題も少なくないので、そのままABC評価に置き換える扱いとする。60点以上が合格である。

注意事項

スマホの場合、Outlookで大学のメールが使える状態であれば365Formsに投稿できる。365は大学公式のプラットフォームなので、みなさんの名前とアカウントはあらかじめ登録されている。投稿できない場合はスマホを再起動するとアクセスできる。これはブラウザのキャッシュがクリアになるからである。

受講者の投稿は本文のみを次回授業で共有する。名前は削除してあるが、共有するのは全員の全文である。自分の投稿は自分だけが認識できるので、他の受講者の投稿と比較してほしい。横並びで安心するのでなく、優秀な投稿に学んでほしい。それができるかどうかで学びの大きな差が生じる。

さっそく試してみよう。

Formsのレッスン(7点)

スマホで直行リンクが使えない人は?
✅️Outlookアプリをインストールして、自分のアカウントを登録してありますか?

✅️おそらくキャッシュが1杯なのでスマホを再起動してキャッシュを削除して下さい。

1週間以内であれば何度でも投稿できます。練習して完璧に投稿できるようにしておいて下さい。


実務経験に関する記載

私はもともと社会学者でメディア論と社会理論を研究してきたが、1995年8月から「ソキウス」という社会学専門サイトを立ち上げ、本にして千ページ程度の発信をしてきた。1997年にはクレジット決済による一括ダウンロードも実施している。『インターネット市民スタイル』という案内書も1997年に出版した。1999年から法政大学大原社会問題研究所の公式サイトを担当。10年間、サイト構築に携わった。2000年から1年半、日本初のオンライン書店「ビーケーワン」の人文部門の社外編集者。本学では2001年以降、インターネットに関する共同研究を続けてきた。数年前から「経済学部表現プラットフォーム」としてそれらを集約して活用している。特定の技術にはこだわらず、使えるものは貪欲に吸収する。

履修登録制限・備考

教科書・参考文献等

教科書

なし

参考文献

4-422-41420-1 決定版コンピュータサイエンス図鑑 ヘレン・コールドウェル監修 創元社 蔵書検索

4-422-41417-1 イラストで学ぶスタディスキル図鑑 キャロル・ヴォーダマンほか 創元社 蔵書検索

参照文献コメント

以上は俯瞰的な図鑑仕様の参考書である。テーマに即した参考文献はそのつど授業用ウェブページでナヴィゲートする。

参考になるウェブページ

オンライン講義用 https://www.econorium.com/

野村ゼミ https://transmedia.tokyo.jp/

個人サイト https://www.socius.jp

個人Twitter https://twitter.com/nomurakazuo

Facebook https://www.facebook.com/nomurakazuo


本日のForms01(7点)4/12(月)午後11時30分締切

指定した記事やニュース動画を見て、自分なりに要点をまとめ、自分なりに思考したことを説明する。500字以上3000字以下。評価ポイントは以下の4点。4点を満たしていると判断したときに7点とします。満たさないと判断した場合は0点。部分点は付けません。3000字級のメガ投稿は7点の倍数(通常は2倍)を付けます。

ポイント1:指定した素材をちゃんと理解しているか。(指定素材を読んでいない見ていないと判断した投稿は0点にします。内容をまとめてパスしてないということを表現して下さい)

ポイント2:その日の講義内容と関連付けているか。(授業をパスして書いたと判断した投稿は0点にします。要点をまとめてパスしてないということを表現して下さい)

ポイント3:自分で思考しているか。(いったん自分の頭で考えることが大事です。これがないと学びにはなりません。なので文体については「私」を主語にして「ですます調」でラジオトークするように書いて下さい。)

ポイント4:限定公開できる内容か。(ウェブで公開します)

なお「確認メールを受け取る」をチェックしてから投稿して下さい。これで確認メールが届いていたら投稿成功です。

本日の動画


質問などはTwitterでDMしてください。https://twitter.com/nomurakazuo