情報倫理とセキュリティ2020後期05感情の増幅装置(2)うわさと感情

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うわさの社会学
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うわさの広がり=重要さ×曖昧さ(オルポートとポストマン)
流言とは、曖昧な状況に巻き込まれた人びとが、自分たちの知識を寄せ集めることによって、その状況についての有意味な解釈を行おうとするコミュニケーションであり、こうしたコミュニケーションが繰り返し生じたとき、これを流言と呼ぶ」(タモツ・シブタニ)
①状況の重要性
②状況の曖昧さ
③手持ちの知識
④有意味な解釈(腑に落ちる見方)
⑤コミュニケーションそのもの(相互作用であって情報の連続的歪曲ではない)
⑥うわさ話はその副産物であり、無数のヴァリエーションが散在する

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コミュニケーションの心理学(岡本真一郎)
コミュニケーションの複雑さ
①情報
②交換的交わり「あなたの存在を無視せず気づかっていますよ」メタレベル
①音声言語:音声、表情、視線、身体の動き、姿勢、対人距離、服装、装飾品、化粧
②文字言語:言語、さまざまな記号、顔文字・絵文字、スタンプ、フォント、筆記スタイル(筆記具・印刷器具)、文字色、レイアウト、用紙
①相手に気を配る
②自分に気を配る
③対人関係の裏側:言語的攻撃(傷つけるための言葉)、間接的攻撃(皮肉)
④誤解(コミュニケーションの失敗、透明性錯覚=自分の感じていることや考えていることなどが、実際以上に相手に分かっている、と推察する錯覚)
悪意の心理学(岡本真一郎)
①うっかり口にする:言い方、他者のよくない状況に思いいたらない、自分の関心を相手も共有すると思い込む、相手の発言を乗っ取る、相手に話させない、責任ある立場を忘れる、透明性錯覚
②偏見を抱く:ステレオタイプ(認知的な先入観)、偏見(感情が加わる)、差別(意思決定などの行動が加わる)、ハロー効果(1つの目立つ特徴をその人の全体評価に一般化してしまう)、投影(無意識に抑圧している欲求や感情が、他人や集団や社会に存在しているように感じる)、仮説検証バイアス(自分の仮説に当てはまる事例だけに注目してしまう)、予見による質問、敵意的セクシズムと好意的セクシズム
③攻撃する:卑罵表現(露骨な罵りの言葉:バカアホトボケから新造語へ)、表意(字義的に表現されることからそのまま伝わる内容、推意(推測によって伝わる内容で論理や語の意味から必然的には導かれないもの:限定推意・膨らませ推意・様式推移98-99)、陰意による攻撃(意図の示し方)、推意や陰意によって間接的に攻撃する、皮肉、からかい129、いじめIMG_1192.jpg

④セクハラとクレーマー

⑤ウソをつく:自分の利益のため、相手に理解して守ってもらいたい、葛藤回避のため、他者を守るため、相手や自分の顔をつぶさないため、自分を実際以上によく見せたり悪いところろを取り繕うため、自尊心、虚栄心、プライバシー侵害への対処、自分を悲劇の主人公にする、ウソがばれたとき、上手なウソつきの条件201

⑥悪意が広まる:伝言ゲームにおける平均化(簡潔化)・強調化・同化(伝達者の知識先入観価値観の影響)、差別語と差別表現、役割語、ヘイトスピーチ、ヘイトクライム

ここまでの録画。