2020-07-03

メディア2020前期09映画の誕生

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連続写真の実験 Sequence Photography

イードウィアード・マイブリッジ
1878年に「速歩する馬の4本の足がすべて同時に地面から離れる瞬間があるか」という論争の答えを出すために、競馬場に12台のカメラを等間隔に並べ、そこを走る馬がコースを横切った糸を切ることでシャッターが下りる仕掛けを考案。
ギャロップする馬の4本の足が同時に地面から離れるのは、前足と後足が胴の下で出会う瞬間だということを証明する。
マイブリッジは動物だけではなく人間の連続写真も大量に撮影し、87年には全11巻、2万枚以上の写真からなる写真集『動物の運動』を出版。


エルンスト・マッハ
物理学者
「銃弾の連続写真」1885年

キットラー(1999: 203)より

エティエンヌ=ジュール・マレー
網膜には惰性がある→近くされた像は10分の1秒だけ網膜上に持続することを発見。
→毎秒16フレームのちに24フレームで撮影→視覚的な錯覚
手持ちで連続撮影のできる写真銃
被写体の動きの軌跡を同一視点から一枚の原板上に多重露光する「クロノフォトグラフィ」

エジソン


リュミエール兄弟

1895年の列車。みんな逃げ出した。

世紀の変わり目


  • メリエス
映画創世記に活躍したメリエスをひとりの少年が復権させる物語。
500本ぐらい作ったらしい。第1次大戦で破綻。多くのフィルムは溶かされてヒールになったという。
YouTubeにあるメリエスの映画にはたいてい音楽が付いている。たいていは映像に合わせて近時に作られた音楽だが、映像って音響で空気感を左右できるものなので、付ける音楽しだいで雰囲気は変わる。その点、写真の潔さというものがあるとすれば音がないこと。スライドショウにすれば音楽が付くが、やはり別物になる感じがする。なので音をなしにして観るとよい。
街頭撮影の途中でフィルムがなくなり、交換してから撮影を再開すると、人物が消えたようになる。→ストップ・トリック。
→カット、モンタージュ、スローモーション、低速度撮影などへ


ルイス・キャロル『不思議の国のアリス』



1966年のアリス。フルヴァージョンがないなあ。
1966年のはBBC制作だった。72分。よくわからないがここで全編観れる。パート1。 パート2。 パート3。

数学者ルイス・キャロルは写真家でもあったが、のちに偽造された写真がたくさんYouTubeに上がっている。おかしいなと思っていたが明確にフェイク認定している人がいた。https://youtu.be/Vmk2e_dez48

記録映像


→ちなみにこの事故の2011年の映画
これも色づけと効果音が加えられているが1890年代のパリ。https://youtu.be/fo_eZuOTBNc

本日のForms
これから15回まで連番を付けます。
▶以下については直前まで変更する可能性があります。

後から付けられた音を消して鑑賞する。自動翻訳は使ってよい。ストーリーが理解できるか。音楽なしで感情喚起あるいは感動できるか笑えるか。まずは解説。

短編をいくつか。以下のプレイリストから選択する。


フルヴァージョンの『メトロポリス』があった。https://youtu.be/Z8lh4HRwYCk
1984年のジョルジオ・モロダー版もあった。カラー化して音楽を付けたもの。フレディ・マーキュリーも参加している。https://youtu.be/aPbjefBqRPE

このさい映画論をやってみたい人は次の本をおすすめします。
次回は「映画の文法」をやります。映画の技法についてまとめます。

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